戎橋商店街が11月8日から、「秋の体験博2022」を開く。
戎橋商店街や大阪・なんばの魅力を知ってもらうことを目的に、2010(平成22)年に始めた同イベント。毎年春と秋に開催し、老若男女が楽しめるよう街歩きや作品を作るワークショップなどを用意する。
15のプログラムを用意する。「蓬莱(ほうらい)本館」の看板商品・「豚まん」を包む体験やかまぼこメーカー「大寅」によるオリジナル天ぷら作りなど老舗店の技を学ぶことができるもののほか、石を彫刻刀で彫るオリジナル名入りはんこ作りや125年前の活動写真を活弁とピアノの即興演奏で楽しむ上映会など芸術イベントも用意。クルーズに乗って道頓掘川の水質が改善した謎を解くツアーや着物に着替えてなんば駅前や御堂筋を巡る「ミナミ散策」などなんばの街を巡るプログラムもそろえる。
体験博の事務局スタッフは「一部女性限定で募集するプログラムも用意する。なんばの商いや街の魅力をより一層知るきっかけになれば」と話す。
同商店街が運営するアプリ「えびなび」で参加者を260人募集する。応募締め切りは10月16日。開催期間は11月26日まで。