江崎グリコ(大阪市西淀川区)が発売する菓子「グリコ」にまつわる企画展が11月23日、高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)1階で始まった。
今年2月、設立100周年を迎えた江崎グリコ。同社が製造する高級ポッキー「バトンドール」の10周年も重なり、最初の販売場所であった高島屋大阪店と阪急うめだ本店(北区角田町)両館で開催することとなった。大正時代から現在に至るまでのおもちゃ90点に加え、100周年特別商品「クリエイターズグリコ」の10作品合わせて100点を展示する。「グリコ」「バトンドール」に加え、北海道の新千歳空港限定で販売している「キャラメルキッチン」なども販売する。
クリエイターズグリコは、建築家・隈研吾さんや、ドラゴンクエストシリーズを手がけた堀井雄二さんなど10人がデザインしたおもちゃ。隈さんは山あいにかかる橋「木橋ミュージアム」、堀井さんは、西洋風の甲冑(かっちゅう)や王様のイスなどが入った「ぼうけんのへや」を企画した。
独自の企画として、高島屋大阪店では、クリエイターが構想段階で作った試作品を展示。阪急うめだ本店ではクリエイターのスケッチや企画書を日替わりで展示する。江崎グリコ・直営店舗事業部の井口太郎さんは「『こんなパッケージあったね』と懐かしむ人から、おもちゃに目を輝かせるお子さままで幅広い人に楽しんでもらえている」と話す。
営業時間は10時~20時。今月29日まで。