冷凍自販機のセレクトショップ「冷食万博~グルメ'expo365~」(大阪市西区南堀江4)が2月6日、大阪・南堀江にオープンして1カ月がたった。運営はアール・イー・クルー(同)。
大阪で不動産事業を展開する同社の新業態。出店の経緯について、社長の長田慶三さんは「ビル1階部分の空きテナントを使って何か新しいことができないかと考え、ビルのオーナー1人で始められて、非接触で運営できる冷凍自販機に着目し、1年かけて出店した」と話す。
約15坪の店内に冷凍自販機を9台設置する。「本格まぜそば」や「カオマンガイ弁当」(以上850円)、「プリプリ海老(えび)チリ」(800円)などアジア料理を集めたものや、全国人気店のギョーザを集めた「餃子(ギョーザ)スターズ」、ショーロンポー(700円)や大根餅(800円)が人気メニューの台湾料理店「京鼎樓(ジンディンロウ)」などの自販機が並ぶ。
何が出てくるかわからない「ガチャ」の冷凍自販機も設置。30分の1の確率で7万5,000円相当のキャビア缶が当たる「キャビアガチャ」や、「店内で販売している金額以上の商品が出てくる」という「ハズレなし」の自販機(800円~)などをそろえる。
自然解凍で食べることのできるスイーツパン「ミニあんバター」(1,100円)やキューブ型のミニ食パン(600円~)の自販機のほか、ブラックベリーやクルミの「禁断の割れチョコ」(900円)などスイーツも用意する。
長田さんは「近隣に住む人を中心に、親子連れから若い世代まで幅広い層に利用されている。お取り寄せでないと食べられない商品をそろえているので、楽しみながら利用してもらえれば」と話す。
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