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心斎橋パルコで交流イベント「喫茶シランケド」 50人が参加

「シランケドトーク」の様子

「シランケドトーク」の様子

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 交流イベント「喫茶シランケド」が2月18日、心斎橋パルコ(大阪市中央区心斎橋筋1)4階コワーキングスペース「SkiiMa(スキーマ)」で初開催された。

参加者50人が交流を深めた

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 企業や行政のプロジェクト企画などを行う「ロフトワーク」(東京都渋谷区)と、同スペースを運営する「SkiiMa SHINSAIBASHI」が、「大阪らしい『知らんけど精神』で、肩書きや年代などに関わらず、フラットな立場で交流できる場」を提供しようと共同で企画した。当日は、事業に取り組む人や悩みを聞いてほしい人などさまざまな思いを持った約50人が参加した。

 イベントは2部構成で展開し、前半は、「ロフトワーク」プロデューサーの小島和人(通称=ハモ)さんとクリエイティブディレクター・服部木綿子(通称=もめ)さん、パルコ ワーキングスペース事業担当の齋藤伸吾さん、「スタンダードブックストア」(天王寺区堀越町)オーナーの中川和彦さんの4人が「シランケドトーク」を展開。齋藤さんは「何かをしたい人だけでなく、何かを応援したい人が集まる場になるのでは」と話した。イベントの狙いや流れを説明するほか、参加者が取り組んでいるプロジェクトに対してスピーカーがアドバイスする場面も見られた。

 トークショーの最後には、「某鉄道会社」で働く傍らミナミエリアでコーヒーイベントなどを開催している「場リスタ」前川壮太さんが「始給式(しきゅうしき)」と題し、参加者とともにコーヒーを入れてイベント後半がスタートした。

 後半は、参加者同士が自由に交流するフリータイム。マッチ箱を携帯にかざすとろうそくがともる動画が表示され、そのろうそくが消えるまでの数分間、小島さんに相談できる「ろうそくの火が消えるまで相談会」や、箱からランダムに取り出したアルファベットパズル3つを使い、架空の肩書を考えるコンテンツなどを用意。参加者は約3時間にわたり交流を楽しんだ。

 参加者からは「大阪以外に京都や兵庫からの参加者もいて、さまざまな人と出会えるまたとない機会になった」「人脈を広げるだけでなく、自分自身の新たな気付きにもなった」などの感想が聞かれた。

 服部さんはイベントを終え、「人脈を広げたい人やポスターのデザインに引かれた人などさまざまな理由で参加してくださった。今後も開催できたら」と話す。

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