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なんばエリアでコスプレーヤーがごみ拾い 海ごみ問題認知目的に

なんばエリアで開催された「コスプレde海ごみゼロ大作戦2023」

なんばエリアで開催された「コスプレde海ごみゼロ大作戦2023」

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 コスプレーヤーが街のごみを拾うイベント「コスプレde海ごみゼロ大作戦2023」が5月27日、大阪・なんばエリアで開催された。

道頓堀でごみを拾うコスプレーヤー

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 日本財団(東京都港区)と環境省が海ごみ対策事業の一環として取り組む全国一斉清掃キャンペーン「春の海ごみゼロウィーク2023」の一環。コスプレーヤーが街でごみを拾う様子をSNSなどで若い世代に向けて発信することで、海ごみや環境問題について知ってもらおうと実施する。

 関西初開催となった当日、なんばスカイオ(大阪市中央区難波5)7階コンベンションホールで行われた開会式では、イベントに参加するコスプレーヤー約200人が「ごみを拾って海を守ろう!」と宣言。ユーチューブでも活動するコスプレグループ「桜雲(あうん) -AUN-」さんは「イベント参加は2回目。僕たちの活動がごみ拾いに楽しいイメージを持ってもらえるきっかけになれば」と意気込みを見せた。

 開会式後には、コスプレーヤーが道頓堀周辺エリアでごみ拾いを実施。容量90リットルのごみ袋25個分のごみが集まった。アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」の主人公・空条承太郎のコスプレで参加した日本財団の海野光行常務理事は「海ごみは、川を伝って流れてきた街中のごみが大半。次世代に豊かで美しい海を残していくためにも、イベントで環境や海と向き合う場を提供していきたい」と話す。

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