お中元ギフトセンターが5月31日、高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階にオープンした。
暑い夏を予想し、シャーベットやチーズケーキ、冷製スープなど「冷感」グルメのほか、節電のために常温で長期保存できる商品などを推す。カタログ掲載数2000点のうち2割を自社ブランドが占めるなど他店との差別化を図る。高島屋オンラインストアは約4500点の商品をそろえる。
今年初めての企画は、次回以降の紙のカタログをデジタルカタログに切り替えると食料品フロアで使える200円のクーポンを進呈する省資源への取り組みや、バイヤーが薦める商品の特集など。客単価は4500円を想定し、売上高は昨対比103パーセントを目指す。
店頭のワードは昔から使われてきた「お中元」より「夏の贈りもの」が目立つ。狙いについて、同店広報担当者の袁正記さんは「お中元という言葉もよいが、『夏の贈りもの』という切り口で提案すると、若年層の取り込みにつながるのでは」と話す。
営業時間は10時~19時。8月5日まで。