「道頓堀川万灯祭2023」が7月1日、「とんぼりリバーウォーク」(大阪市中央区道頓堀6)で始まった。
深里橋から日本橋までの約800メートル区間の道頓堀川沿いに、地元店舗や企業のほか、インターネットからの一般公募で集めたちょうちんを装飾する夏の恒例イベント。1999(平成11)年に大阪青年会議所の事業として始まり、2003(平成15)年からは地元商店街などで構成する「いっとこミナミ実行委員会」(本部=道頓堀商店会)が主催する。
今年は、1370灯のちょうちんを装飾。地元企業の社名や店名が入ったもののほか、「ウクライナに平和を」や「輝け 愛するミナミ」などメッセージが入ったものも見受けられた。
初日の7月1日に行われた点灯式では、いっとこミナミ実行委員長の上山勝也さんや大阪市中央区長の稲嶺一夫さん、大阪市商店会総連盟理事長の千田忠司さんらが登壇。上山さんは「万灯祭を迎えると、いよいよ夏が来たなと実感する。街のにぎわいが少しずつ戻ってきた道頓堀を、さらに盛り上げられれば」と意気込んだ。稲嶺さんは「大阪・関西万博や、その後も大阪に訪れてもらえるよう、地域を挙げて大阪を盛り上げていきたい」とあいさつした。
点灯時間は19時~翌2時。8月31日まで。