洋菓子店「ヒロタ 大阪・えびすばし店」(大阪市中央区道頓堀1)が10月1日、戎橋筋商店街にオープンする。運営は「洋菓子のヒロタ」(東京都千代田区)。
1924(大正13)年10月に大阪・福島で創業し、洋菓子の製造・販売を手がける同社。来年10月の創業100周年に向け「懐かしくて新しいヒロタ」をコンセプトに、商品やロゴなどを一新しリブランディングを行う。東京と千葉に4店舗の直営店を展開。大阪の店舗は、新型コロナ禍の影響で2020年に全店舗を閉店したが、3年ぶりに大阪・えびすばし店を旗艦店としてオープンする。店舗面積は約27坪。
100周年限定商品として4個入りシュークリームのクリームを増量するほか、焼き菓子やケーキ、和菓子なども用意。店内には、同社の100年の歴史を感じてもらおうと創業当時の店舗写真などを展示する。
伊佐山佳郎社長は「大阪での店舗復活を望む声をたくさんもらった。100周年特別仕様の商品を用意しているので、期待してほしい」と話す。