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心斎橋パルコで「AKIRA」セル画展 直筆レイアウトやアニメ原画など650点

「大友克洋全集 AKIRAセル画展」 © 2023 MASH・ROOM © 1988 マッシュルーム/アキラ製作委員会

「大友克洋全集 AKIRAセル画展」 © 2023 MASH・ROOM © 1988 マッシュルーム/アキラ製作委員会

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 「大友克洋全集 AKIRAセル画展」が10月6日、心斎橋パルコ(大阪市中央区心斎橋筋1)14階で始まる。主催は講談社(東京都文京区)。

立体化されたナイト・ベア

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 漫画「AKIRA」「童夢」で知られる大友克洋さんの展覧会。現在第10弾まで発行されている「大友克洋全集」の中から1988(昭和63)年公開の劇場版アニメーション映画「AKIRA」に内容を絞った展覧会で、企画構成や展示作品の選定も大友さん自身が手がける。

 8月に東京で初開催し、22日間で1万8000人が訪れたという。講談社第四事業部局次長の吉田昌平さんは「東京では10代、20代を中心に60代まで幅広く来場した。劇場版公開当時は生まれていない世代が来場していることから、新しいファンが生まれていると感じる」と話す。

 展覧会は物語の時系列に沿って「NEO TOKYO」「NIGHT-MARE」「CATASTROPHE」の3パートで構成し、会場ではAKIRAのBGMを流す。原画イラストやセル画、背景画など約650点を展示し、主人公・鉄雄の夢に現れる「ナイト・ベア」を立体化したフォトスポットも用意。物販はTシャツ(5,500円)、アクリルスタンド(4,950円)、クリアファイル(550円)などをそろえる。

 吉田さんは「全集に入っている作品を生で見る貴重な機会。ファンはもちろん、『AKIRAの名前は知っているけど、中身は知らない』という人にも興味を持ってもらうきっかけになるはず」と話す。

 営業時間は10時~20時(最終日は18時閉場)。入場料は1,500円。

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