染織品を展示販売するイベント「・・・。Vol.2」が10月7日、「peel South」(大阪市西区南堀江1)で始まる。
大阪芸大のテキスタイル・染織コースを卒業した同級生、北川星子さん、城川沙織さん、吉田純子さんの3人による作品展。
城川さんは「同じコースを専攻していたのが3人だけで、学生時代には3人で協力して制作活動に取り組んでいた」と話す。現在、北川さんはアトリエを構え、城川さん、吉田さんは会社員として働く傍ら、制作活動を続ける。同イベントは卒業10年を迎えた昨年に初開催し、学生時代の友人をはじめ、20代~80代と幅広い世代が来場したという。
展示数は8点で、着物やタペストリー、木製のボードに布を貼って飾るファブリックパネルなど。6割以上が新作となる。このほか、小物、マフラー、生地なども販売し、染めるのに使う刷毛(はけ)や糸を巻いて使うシャトルなども展示する。
城川さんは「同じ織物でも、人によって色合いや素材が違うところに注目してほしい。お気に入りの作品が見つかれば」と話す。
開催時間は13時~20時(最終日は19時)。入場無料。今月9日まで。