相撲エンターテインメントショーホール「THE SUMO HALL HIRAKUZA OSAKA(ザ・スモウホール ヒラクザ オオサカ)」が来年初夏、なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)にオープンする。
日本や世界のミュージシャンが出演するライブハウス&レストラン「ビルボードライブ」を手がける阪神コンテンツリンク(福島区)が運営する同ホール。訪日外国人向けに、日本文化の一つで、国技でもある「相撲」を気軽に体験してもらおうと開業する。
同ホールでは、司会者による英語での相撲文化や歴史、ルールの解説や、元力士による試合「取組」「ぶつかり稽古」などを行う。観客には、見るだけでなく土俵に上がって力士に挑戦してもらったり稽古を体験してもらったりする。公演は大阪名物を集めたオリジナルの和食弁当とドリンク付きで、食事を楽しみながら観覧してもらう。
同社インバウンド事業部の赤澤由起子さんは「土俵ステージは実物大を設置し、別途料金で高級懐石料理やハラール食、ヴィーガン食も用意している。訪日客の目的地となる施設にしたい」と話す。
公演は18時と20時に開演の2部制。料金は、大人=9,500円~、子ども(3歳~12歳以下)=7,000円~。