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「上方演芸って何?」 千日前のワッハ上方で企画展

上方演芸の小道具や舞台衣装が展示された館内

上方演芸の小道具や舞台衣装が展示された館内

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 「『What is 上方演芸?』~上方演芸って何だろう?~」が10月6日、「大阪府立上方演芸資料館(愛称=ワッハ上方)」(大阪市中央区難波千日前、TEL 06-6631-0884)企画展示エリアで始まった。

落語のチラシやプログラムを展示

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 1996(平成8)年11月に開館し、2019(平成31)年にリニューアルを行った同館。今回の企画展示では、演者にまつわる約65点の収蔵資料と共に上方演芸について紹介する。

 会場では、落語、漫才、講談、浪曲、諸芸のジャンルに分け、パネルで発祥や発展などについての歴史を説明する。チラシや雑誌、写真、舞台衣装、小道具などを展示するほか、過去に放送された上方演芸にまつわる22番組の映像資料の放映も週替わりで行う。分かりやすく伝えるため、浪曲や落語などを実際に披露する際の衣装と小道具を備えたマリオネット4体も展示する。

 同館学芸員の大西律子さんは「上方演芸の面白さを知ってほしい。来館し興味を持ってもらい、さまざまな地域で行われている寄席を見に行ってもらえれば」と話す。

 開館時間は10時~18時。月曜休館(祝日の場合は翌平日)。入館無料。来年3月3日まで。

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