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ミナミの新春行事「宝恵かご行列」 4年ぶりに開催へ

「宝恵かご行列」の様子(2020年開催時)

「宝恵かご行列」の様子(2020年開催時)

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 今宮戎(えびす)神社(大阪市浪速区)の「十日戎」の開催に合わせ、タレントや福娘らを乗せた「宝恵(ほえ)かご行列」が1月10日、ミナミの繁華街を練り歩く。行列が出るのは4年ぶり。

「宝恵かご行列」のルートマップ

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 「十日戎」は、商売繁盛の神様「えべっさん」として親しまれている今宮戎神社が例年1月9日・10日・11日に開催し、約100万人が参拝する祭礼。「宝恵かご行列」は、十日戎を彩る行事の一環。元禄(げんろく)期、南地の芸妓(げいこ)が船場の旦那衆の代わりに今宮戎神社に参拝したことから始まった。

 9時50分に道頓堀川遊歩道「とんぼりリバーウォーク」で出発式が行われ、落語家の桂文枝さんや松竹座の劇団員・藤山扇治郎さん、現在放送中のNHK連続テレビ小説「ブギウギ」の出演者などがあいさつ。行列は、10時20分に宗右衛門町の元・南地大和屋前(現・ホリデイ・イン大阪難波前)から出発する。

 「ほえかご、ほえかご」の掛け声とともにウインズ道頓堀(10時30分)、戎橋橋詰(10時40分)、難波センター街商店街(11時10分)、吉本会館(11時17分)などを巡りながら12時10分に今宮戎神社に到着し参詣を行う。12時40分ごろ、再びなんば駅方向に向けて折り返し、芸妓や福娘らとともに、なんばCITY、高島屋、なんば広場、大丸などに福笹(ふくざさ)を配りながら14時35分ごろ、出発地に戻る。

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