嗅覚エンターテインメント「においの森」が3月9日から、心斎橋パルコ(大阪市中央区心斎橋筋1)14階「PARCO GALLERY」で開催されている。
「世界一臭い缶詰」として知られる「シュールストレミング」のにおいが嗅げる
「においの森」は、嗅覚に焦点を当てた展覧会。来場者には、100種類のにおいが生息する森に迷いこんだという設定の中、分岐点を設けたルートを進みゴールを目指してもらう。同展覧会の開催は初めて。
会場は、花のにおい、激臭、フェロモン、謎臭など7つのカテゴリーに分けて展開。激臭ゾーンでは、魚の干物「くさや」や東南アジアの果物「ドリアン」、「世界一臭い缶詰」として知られるスウェーデンの「シュールストレミング」などをそろえる。謎臭ゾーンでは、オカルト情報誌「ムー」が監修した未知の香りを用意。日本のトロール船が太平洋上で引き揚げた巨大な腐乱死体「ニューネッシー」をはじめ宇宙人やツチノコなどユニークな香りを集めた。
心斎橋パルコ営業課の緒方ちえ花さんは「ゲーム感覚で選択肢を選びながら進むので、1回で全てのにおいを嗅げるかわからない。謎臭では、普段嗅げないにおいもそろえているので、家族や友達同士で騒ぎながら楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~20時。入場料は1,000円(3歳以下は無料)。5月12日まで。