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千日前に飲食施設「道具屋筋横丁」 千日地蔵尊通り横丁を大規模改修し再生

「道具屋筋横丁」外観

「道具屋筋横丁」外観

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 飲食施設「道具屋筋横丁」(大阪市中央区難波千日前)が3月9日、オープンした。

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 千日地蔵尊通りと道具屋筋商店街に面し、両エリアをつなぐように施設の間には石畳を敷く。延べ床面積は約489平方メートル。2階建てで入居するテナントは飲食5店、物販1店の6店。設計施工やテナント誘致は不動産事業を展開する「シー・イー・マネジメント」が手がける。

 以前は「千日地蔵尊通り横丁」として十数店舗が入居する建物だったが、契約満了で全ての店舗が営業を終了。建物の所有者で、近隣で厨房(ちゅうぼう)機器店を営業する和田厨房道具(同)によると、建て替えを検討していたが、建築費用の高騰などから大規模修繕に切り替えたという。

 飲食では焼き鳥店「えんや」を運営するエンヤフードサービスの「なるとやA.o」(野菜串焼き)、焼き肉店「肉どうし」を運営するオーゼットカンパニーの「海鮮中華Ja.ChA」、イタリア料理店「ペスカ」の姉妹店「食堂ペスカ」(多国籍料理)などが出店する。物販では、包丁メーカー「藤次郎」(新潟県燕市)が直営店をオープン。同社として関西初の拠点となる。販路を強化し、訪日客など新規客の獲得につなげる。

 シー・イー・マネジメントの長尾秀樹さんは「なんば駅前と同様に、なんさん通りもこれから歩行者空間へと変わる。新たな飲食エリアとして、裏なんば全体の活性化につながれば」と話す。

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