台湾カステラ専門店「名東(めいとう)」が4月2日、なんばウォーク(大阪市中央区難波1)2番街にオープンした。
2009年、台湾・台南で創業した「名東」は2022年6月、東京・吉祥寺に日本1号店をオープン。関西初出店となるなんばウォークの店舗は国内4店舗目。カステラは全7種類の味を用意。日替わりで3種類ずつテイクアウト限定で販売する。店舗面積は18.5坪。
カステラは店内のオーブンで縦約40センチ・横70センチの大きいサイズに焼き上げ、14等分に切り分けたでき立てのものを販売する。最大の特徴は、スフレのような食感の生地。店長の深井宏昭さんによると、卵白を多めに使い、メレンゲ状に泡立て生地に混ぜ、約1時間かけ低温でじっくり焼き上げるため「プルプルでシュワシュワ」の食感に仕上がるという。
ラインアップは、毎日販売する「オリジナル」(1,274円)をはじめ、レモンクリームを挟みパイ生地をトッピングした「エンジェルレモン」(1,490円)、ドライクランベリーを練り込み自家製のチーズクリームを挟んだ「クランベリーチーズ」(1,566円)、カボチャを練りこみチーズとカボチャの種をトッピングした「かぼちゃチーズ」(1,490円)など。
深井さんは「本場・台湾の味を再現するため卵以外の主要素材は現地から直輸入し、現地で修業を積んだ職人指導の下、丁寧に焼き上げている。日本のカステラとは異なる新食感のカステラを味わってほしい」と話す。
営業時間は10時~21時。