ハンバーガー店「武士道バーガー」(大阪市中央区道頓堀1)が6月9日、道頓堀にオープンした。運営は「武心」(北区)。
びっくりドンキー道頓堀店が入居するビルの地下1階にオープンした。道頓堀川沿いの遊歩道から入店できる。全面テラス席で、席数は約50席。客単価は約3,000円。黒を基調とした外壁には、大きなハンバーガーや、それを擬人化したキャラクター、お城を描く。壁に沿うように畳を敷いたベンチを設け、赤色の茶屋傘を立てて茶屋のような雰囲気を演出する。店頭には和服を着た人が立ち、和太鼓なども展示する。
佐野太祐社長は「この立地上、訪日客が多いと予想していたのでインパクトを重視した。日本人の利用は3パーセントほど」と話す。
ハンバーガーは「武士」「姫」「殿」(以上、1,600円)など7種類を用意。パティには国産黒毛和牛肉を使う。それぞれソースが異なり、武士はしょうゆベースのテリヤキ、姫は辛みのあるハラペーニョ、殿はたまねぎなどを使ったシャリアピンソースを使う。訪日客の多様な食スタイルに対応するため、「ヴィーガン」「ベジタリアン」(以上、1,800円)も用意する。ハンバーガー注文客にはキャラクターを描いたアクリルキーホルダーやコースターなどを進呈する。
夜は居酒屋利用も想定し、フライドポテト(400円~)、ガーリックシュリンプ(1,000円)、マグロステーキ(1,500円)などサイドメニューを約10種用意。ドリンクはビール、ハイボール、ワイン(以上、700円)などを取りそろえる。
佐野社長は「海外の人は飲むペースが速く、おかわりも多い。1リットルジョッキのビールも用意したが、一日30~40杯は売れる。2リットルジョッキでの提供も考えている」と話す。
営業時間は11時~0時。