豚まん専門店「安光包子（ヤスミツパオズ）高島屋大阪店」（大阪市中央区難波5）がオープンして2月13日で2カ月がたった。

「安光包子高島屋大阪店」内観

　2022年、市内で複数の飲食店を経営していた大野雅弘さんが中崎町にオープンした同店。新型コロナウイルスによる感染拡大で新規事業の立ち上げを模索する中、妻の理沙さんが作った豚まんがおいしかったことや、豚まん専門店が少ないことに着目し、理沙さんの旧姓「安光」を屋号に採りオープンした。

　席数は18席。看板メニューの「肉包子（豚まん）」（390円）には長崎県産「芳寿豚」を使う。中崎町では30代以上の女性利用が多く、百貨店への出店が目標でもあったことから、高島屋からの出店依頼を快諾した。メニューはこのほか、海鮮と野菜の冷製3種、豚まん、シューマイ、春巻きなどがセットになった「安光の肉包子セット」（1,990円）、「和風おこわのセット」（2,390円）などに加え、一品料理も用意。一部はテイクアウトにも対応する。

　大野さんは「空中階のレストランフロアなので、不安はあったが、週末にはテイクアウト含めて来店が200人を超える。オープンして間もないが中崎町以来の常連や、高島屋を利用する客などリピーターも多い」と話す。

　営業時間は、ランチ＝11時～15時、ディナー＝17時～22時。