イルミネーションイベント「なんば光旅」が11月7日、南海なんば駅周辺で始まった。
イルミネーションイベント「大阪・光の饗宴」のエリアプログラムの一つとして2012(平成24)年に初開催し、なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)やなんばパークス サウス(同)、なんばパークス沿いの「パークス通り」、なんばスカイオ(中央区難波5)、高島屋大阪店(浪速区難波中5)などのなんばエリアを約100万球のLEDを使いライトアップする同イベント。14回目の開催となる今回は、なんばCITY(中央区難波5)までエリアを拡大する。なんばカーニバルモール(浪速区難波中2)には新たなイルミネーションスポットを設ける。
なんばパークスでは、6つのコンテンツを用意。2階「グレイシアコート」に9階から2階まで連なる全長18メートルのイルミネーション「光の滝」を設置する。パークスガーデン8階には「星の魚と光の回廊」をテーマにガーデン内に隠れている熱帯魚やイルカなどに出会う疑似体験が楽しめるARを使ったイベント「イルミネーションダイビング」(1回20分、1,000円~、要予約)も実施する。そのほか、初の試みとして同館2階の「シャイニングツリー」と8階の「煌(きら)めく草原」で、スマートフォンのカメラをかざすとエフェクトが出現するAR演出を用意する。
今回からイルミネーションエリアに加わったなんばCITY本館の「ガレリアコート」には、2階から1階にかけて電飾とカラフルなガーランドを設置。なんばカーニバルモールには支柱とランダムに光る球体で構成したオブジェクトを設けた。
同イベント担当者の稲元あいさんは「今年はARコンテンツやイルミネーションエリアも増えてさらにパワーアップした。なんば駅全体でクリスマス気分を味わってもらえたら」と話す。
点灯時間は17時~24時。2月15日まで。