10月31日のハロウィーンに向け、グッズの取扱店では特設売り場を設けるなどしてハロウィーン商戦を盛り上げている。
包装用品販売の「シモジマ心斎橋店」(大阪市中央区北久宝寺町3、TEL 06-6252-4361)では8月16日から、ハロウィーン関連アイテムの特設売り場を設けている。ディスプレーやプレゼント用に手ごろな小物ではカボチャをくりぬいた形の陶器でできたポットが人気に。小物類は主に、ホームパーティーでのディスプレー用や、結婚式後に招待客に配るプチギフトに使う客が多いという。商業施設向けに販売するグッズではエアーブローやデコバルーンタワーなど大型ディスプレーに注目が集まる。
売り場担当の西村勝太さんは「USJでハロウィーンイベントが行われるようになった数年前から、大阪でもハロウィーン自体が認知されるようになってきた」と手応えを感じているという。数年前から仮装用のコスチュームの人気が高まり、今では独自開発した22種36アイテムが店頭に並ぶ。品ぞろえは昨年に比べ倍増、売り上げも3倍と大きく伸びた。
同店で取り扱うコスチュームは1,000円を切るものから4,000円程度まで幅広い。女性向けは魔女やオレンジパンプキンの衣装が人気で、特に色使いの明るいものがよく売れるという。男性向けではケープ(マント)単品の商品がよく売れる。同店の売れ筋ベスト5は以下の通り。
1位=サスーンデビル(黒のワンピース、カチューシャ、チョーカーなどをセットにした魔女の衣装。タレントのスザンヌさんをパッケージに起用。大人の女性向け。3,496円)
2位=キュートデビル(黒と赤のドレスにカチューシャをセットにした魔女の衣装。女の子向け。2,205円)
3位=ブランディーウィッチ(赤と黒のワンピースに帽子とベルトをセットにした魔女の衣装。女の子向け。2,058円)
4位=ナイロンケープ(黒のケープ。白のシャツと黒のパンツを合わせてドラキュラ風の衣装に。男の子向け。756円)
5位=パイレーツセット(黒のベストと帽子、眼帯をセットにした海賊衣装。大人の男性向け。1,396円)
商業施設向けの商品の主流は、すでにクリスマス用グッズに移っており、「11月上旬がピーク」(西村さん)という。営業時間は、月曜~土曜=9時~19時30分、日曜・祝日=10時~18時20分。