大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1)が3月6日、開業300周年を記念したプロモーションをスタートさせた。
大丸は1717(享保2)年、下村彦右衛門正啓が京都伏見に呉服店「大文字屋」を開いたのが始まり。大阪・心斎橋には1726(享保11)年に出店し、1908(明治41)年には座売りの呉服店から現在と同じ陳列式の百貨店に業態を転換した。1918(大正7)年に建てた建築家「ボーリズ」が設計した旧本館は2015(元号)年から建て替え、2019年にリニューアルオープンさせた。
開業300周年プロモーションは11月26日にかけて行う。3月は歴史、6月はアート、9月は文化など、テーマを設定し、企画を展開する。現在は歴史展示企画「ひとます博物館」を開催。1階イベントスペースに江戸・明治時代の店先を再現し、各階エスカレーター前では明治期にノベルティーとして配布していたすごろくやチラシ、大正から昭和期の広告ポスターなどの資料を展示する。
同館にかつて存在した大食堂では「お子様ランチ」が象徴的だったことから今月31日まで、同館で営業する13のテナントが旬の食材を使ったメニューにドリンクやスイーツを合わせる春のおとな様ランチ」企画も開催している。
4月2日までは同館1階入り口にのれんを掲揚する。のれんには、「大」の文字と手塚治虫さんの作品「火の鳥」が描かれた開業300周年ロゴを配置する。同プロモーション推進担当者の藤田幸久さんは「物を売るだけでなく、地域貢献につながるようなイベントにしていきたい」と話す。