野村不動産アーバンネット(東京都新宿区)は1月30日、北堀江1丁目で開発を進めていた複合ビル「北堀江コレット」(大阪市西区北堀江1)を竣工(しゅんこう)した。
地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅、同長堀鶴見緑地線「西大橋」駅からほど近い北堀江に位置する同ビルは、西区南堀江1丁目の「南堀江コレット」、中央区南船場4丁目の「南船場コレット」に続き、同社としては大阪ミナミエリアにおける収益不動産開発事業の3件目となる。
敷地面積は105坪、延べ床面積は564坪で、地下1階、地上10階の11フロア。地下1階~地上2階は「店舗ゾーン」として飲食店やアンテナショップの出店を想定。3階~10階の「レジデンスゾーン」には、SOHO事務所や住居としての利用を想定している。
堀江エリアは2000年ごろから20代~30代をターゲットにしたカフェやセレクトショップの出店が相次ぎ、今では広域なんば圏でも1、2を争う「高感度」なエリアに成長した。南堀江の「オレンジストリート(立花通り)」沿いを中心にブランド店やインテリア店が集積しているほか、最近では北堀江やさらに北の新町でも飲食店などの出店が相次いでいる。