近鉄グループ各社は、3月20日に開始する阪神電鉄との相互直通運転を記念して、共同でキャンペーンを実施している。
キャンペーンを行うのは、近鉄や近鉄百貨店、都ホテルズ&リゾーツなど近鉄グループ12社。水彩画家の伊藤尚美さんがデザインして共通ロゴを制作、神戸-奈良間の直通列車運転をアピールする。ロゴは、両都市がつながることを手のつながりで表現、水彩画で優しく描いているのが特徴。
近鉄百貨店では、相互直通運転に対応した9020系電車と22600系電車の形をしたオリジナル電車パッケージを店頭に置き、菓子売り場などで持ち帰り用として購入客に手渡す。同19日から7,000個限定で、上本町店など4店舗に置く。同パッケージは鉄道グッズ専門店「Gatan-Goton」(生野区)やシェラトン都ホテル大阪(天王寺区)などでも取り扱う。
近鉄は阪神電鉄と共同で、近鉄奈良駅など主要5駅でスタンプラリーを実施、先着5,000人にオリジナルトランプをプレゼントする。近鉄百貨店上本町店でも、3カ所でスタンプを集めた先着1,000人に、共通ロゴの入ったオリジナルエコバッグをプレゼントするスタンプラリーを実施する。
そのほか、シェラトン都ホテル大阪などで宿泊プランの限定販売を行ったり、近畿日本ツーリストが阪神各駅から志摩スペイン村への旅行プランを設定するなど、相互直通運転開始をグループ各社のキャンペーンで盛り上げる。