大阪歴史博物館で「船場の歴史」-考古資料など約60点展示

考古資料や古文書など、約60点を展示。写真は大坂城下町跡出土魚市場木簡

考古資料や古文書など、約60点を展示。写真は大坂城下町跡出土魚市場木簡

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 大阪歴史博物館(大阪市中央区大手前4、TEL 06-6946-5728)で4月25日より、特集展示「博物館資料でみる船場の歴史」を開催している。

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 大阪市の中心部に位置する船場は、豊臣秀吉によって大坂城の城下町として開発された。1614年、15年の大坂冬の陣と夏の陣で大きな被害を受けた後、江戸時代には商業の中心地として発展を遂げた。

 同展示では、船場の町の成立と発展に関する「大坂城下町跡出土魚市場木簡」(大阪市指定文化財)などの考古資料や、古文書、古記録など約60点を展示。町の成立とその後の発展の過程に焦点を当て、発掘調査によって明らかになった町の移り変わりや、水帳絵図(土地台帳)から判断する町の特徴、住民の生活ぶりを示す資料を併せて展示している。

 関連行事として、5月4日、12日、19日には学芸員による展示の解説を行う。また毎週火曜は休館としているが、5月1日は開館する。

 入場料は、一般=600円、高大生=400円で、常設展「都市おおさかの歩み」の観覧料で入場できる。

大阪歴史博物館

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