大阪の街歩き・クルーズツアー、「水都大阪2009」に先駆けて10コース

大正時代の面影を残す「浮世小路」を歩く

大正時代の面影を残す「浮世小路」を歩く

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 8月22日から大阪・中之島周辺を中心に開催される「水都大阪2009」の主要イベントとして、今年4月にプレスタートした「水都大阪2009 クルーズ&ウォーク OSAKA旅∞(おおさかたびめがね)」が注目を集めている。

戦前、当時では珍しい鉄筋コンクリート造で建てられた旧精華小学校

 同ツアーは「水都大阪2009」の開催に先駆けて、新しい大阪を見つけてもらおうと企画された。道頓堀・難波や大阪城など9エリア10プログラムを展開し、8月までに中之島や土佐堀・江戸堀・京町堀など8エリア9プログラムが新たに加わる。

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 道頓堀・難波エリアのツアーは、昼コース(10時50分~)と夜コース(17時~)があり、街歩きとクルーズでミナミを満喫する。所要時間は約2時間。エリアクルーと呼ばれる市民ガイドが案内する。

 クルーズは、ミナミの中心を流れる道頓堀川を約20分間楽しむ。船から見上げる風景は歩いて見るミナミとは違った雰囲気で、湊町付近では急に開けて景色が大きく変わる。途中でくぐる橋は天井すれすれで通過し、他では味わえない体験も。「橋から川や船を眺める人と手を振り合うコミュニケーションも大阪らしい光景」(クルーズ担当者)という。

 街歩きでは、「アイスキャンデー」やたこ焼き、豚まんを食べながら、有名スポットからガイドブックには載っていないスポットまで、1時間半をかけてゆっくり歩いて巡る。各スポットでエリアクルーから説明があり、歴史的な経緯やお薦めメニューのアドバイス、地元の人はどのように生活に関連付けているのかなど大阪を知り尽くしたクルーならではの説明を聞くことができる。

 法善寺や法善寺横丁など誰もが知る有名スポットから一歩横道にそれると「浮世小路」と呼ばれる細い路地にたどり着く。人がすれ違うのにも苦労する道幅70センチメートルほどの路地で、大通りを歩いていると見落として通り過ぎてしまうほど。そこに並ぶ店は、大正時代の面影を今に残す。

 エリアクルーの女性は「水都大阪の開催を通じて、全国から大阪に来てもらいたい。『粉もん』だけでなく、大阪ならではの面白いスポットを案内していければ」と話す。

 ツアーの定員は20人で、参加費は2,980円(クルーズ代金、試食代などを含む。小学生以上)。土曜・日曜・祝日に実施する。問い合わせ・申し込みは同ツアー公式サイトで受け付ける。

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