8月下旬から9月上旬にかけて、大阪市内を中心とするギャラリーやアートスペースで、クリエーターが創作した作品を展示するイベント「PEACE SUMMER 2009」が開催される。広域なんば圏では、「Gallery hokk」や「LOOP A」など4カ所での開催が予定されている。
同イベントは、2006年から毎年夏に行われているアートイベント。大阪市北区、中央区、西区、浪速区、住之江区、天王寺区、大阪府堺市など、大阪市内を中心とする16カ所の展示会場に全国からさまざまなジャンルのクリエーターが集い、作品を展示する。
広域なんば圏では、「Gallery hokk」(大阪市西区南堀江3、8月19日~30日)「SOZ STORE」(なんばパークス3階、8月22日~30日)「&’sギャラリー」(新町1、8月24日~31日)、「LOOP A(阪神高速ミナミ交流プラザ)」(南堀江1、8月28日~9月4日)の4カ所での開催が予定されている。会場ごとに展示テーマが決められており、クリエーターは展示を希望する会場を選ぶこともできる。これまでに316人のクリエーターから応募があった。
昨年は11カ所の展示会場に242人のクリエーターが作品を展示し、来場者は延べ3,000人を数えた。今年は展示会場を増やしたほか、会期中にはスタンプラリーなども行い、来場者の回遊性を高める考え。会期終了後には、参加したクリエーターの交流会も予定しており、「プロとアマチュア、クリエーターとギャラリー、クライアントとの交流により、地域の壁を取り払ったネットワークの構築を行う」(実行委員会)という。