なんばパークスで「LOVE大阪展」-大阪に対する思いを写真に

「自分の好きな大阪」や「自分が紹介したい大阪」を伝える

「自分の好きな大阪」や「自分が紹介したい大阪」を伝える

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 なんばパークス(大阪市浪速区難波中2)7階のパークスホールで7月6日より、大阪をテーマにした写真展「LOVE大阪展」が開催されている。

子どもが見せる表情をとらえた作品

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 同展は、建築士の竹山通明さんが企画、大阪の文化を庶民の目線に届く形で見直そうと大阪府内で撮影した写真を展示する。竹山さんの設計事務所に併設した「長屋ギャラリーふう」(住吉区万代6、TEL 06-6672-0886)で昨年12月に初めて開催し、期間中に約500人が来場した。この際、南海電鉄の関係者からなんばパークスでの開催を打診され、今回の開催につながったという。

 展示する写真は11歳から80歳までの大阪に縁のある64人が、それぞれの視点でシャッターを切り、1人2点ずつ持ち寄った。風景を写したものや街に住む人や動物にスポットを当てたものなど128点を展示する。これまで写真展に縁のなかった人が大半だが、プロの写真家も参加する。

 「大阪に対する思いにプロやアマの区別はない」と竹山さん。展示する写真には、作者がコメントを書き、「自分の好きな大阪」や「自分が紹介したい大阪」を伝える。竹山さんは「写真を撮る側も写真展で他の人の作品を見ることで次のステップにつながる。よりメッセージ性の高い写真が期待できる」と話す。

 来場者にはアンケートと一体になった投票用紙を渡し、気に入った作品に投票してもらう。初日の来場者は150人。来場者は、作品1点1点をゆっくり見て回りながら作者からのメッセージを感じ取っていた。竹山さんは「来場者と写真を撮る人とが写真を通して対話ができる、また共感し合えるような写真展になれば」と期待を寄せる。

 開催時間は11時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。今月12日まで。

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