7月19日にリニューアルオープンした「中座くいだおれビル」（大阪市中央区道頓堀1）に、世界初の動画プリクラ「未来SNAP」が登場した。ロボット関連ビジネスを手がけるジャイロウォーク（西区）が企画、開発した。

　「未来SNAP」は、AR（＝Augmented Reality、拡張現実感）と呼ばれる最新技術を応用し、コンピューター上の3D映像と実際の映像とを合成した動画を、携帯電話にダウンロードできるサービス。「未来メガネ」を装着して撮影用の小部屋に入り着席すると、目の前の小型ロボット「PAPERO」が撮影する自分の姿と、コンピューター上の映像とが合成され、まるで自分が映像の中に入り込んだような感覚を味わうことができる。

　動画は20秒間撮影でき、QRコード経由で自分の携帯電話にダウンロードしたり、YouTubeなどの動画サイトへの投稿ができる。コンピューター上の3D映像は、「くいだおれ太郎」など大阪の観光コンテンツがメーンで、現在は2種類から選択できる（順次追加予定）。

　利用料金は1回500円。営業時間は11時～22時。