親子でパン作りを体験する教室が7月28日、ベターホーム協会難波教室(大阪市中央区難波2)で開催された。
同イベントは、日清製粉グループが夏休み恒例イベントとして、毎年7月から8月にかけて大阪や関東地区などで開催しているもの。当日は、保護者と小学生の子どものペア16組32人が参加、パン作りに挑戦した。
パンの材料になる小麦粉とその原料の小麦についての知識を深めた後、講師の指導の下、パン作りを開始した。粉から生地作りを行い、出来上がったパン生地を分割した。さらに、ウサギや犬、コアラなどの動物の形に整え、目や口の部分にレーズン、チェリーなどを乗せて仕上げていった。オーブンで焼くこと約10分でパンの香りが会場を包み込んだ。早速出来たてのパンを試食した子どもは「パン屋のパンよりおいしい」と話し、自分で作ったパンに満足の表情を浮かべていた。
イベント担当の高橋藤美さんは「毎年多くの親子からご応募をいただき、楽しくパン作りをしていただいている」と話す。今年は176組352人の募集に対し3,200通以上の応募があり、毎年応募する親子もいるという。参加した母親は「普段こうした機会がないので、子どもと一緒にパン作りができて良かった」と話し、デジカメで記念撮影をするなどして楽しんでいる様子だった。