南船場にバングラデシュ製バッグ店-スタッフが内装工事始める

スタッフ自ら内装工事を行う

スタッフ自ら内装工事を行う

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 バングラデシュ製の手作りバッグなどを企画・販売するマザーハウス(東京都台東区)が大阪・南船場に関西初出店するのにあたり、9月1日からスタッフ自ら店舗の内装工事を始めた。

店長の大庭憂児さん

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 同社は、アジア最貧国の一つとされるバングラデシュに設置した自社工場でジュートや牛革のバッグのほか、財布、ポーチ、コインケースなどを企画・製造し、日本国内で販売している。東京都内に3店舗、福岡に直営店1店舗を構えるほか、百貨店などでの催事販売なども行っている。

 今月19日にオープンする大阪店(大阪市中央区南船場4、TEL 06-6281-5070)は、15坪ほどの店内にバングラデシュ製の商品のほか、ネパール製の新ブランド「マイティガル」の商品をそろえる。同社はこれまで、すべての路面店を自社スタッフが手作りしており、大阪店も1日から床の張り替え工事を始めた。この後、壁の塗装や什器の設置などを行い、約2週間で店舗を完成させるという。

 店長の大庭憂児さんは、福岡でアパレルの販売の仕事をしていたが、同店出店にあたり同社に加わった。同社との出会いについて、大庭さんは「テレビ番組でマザーハウスのことを知り、自分とほとんど年齢が変わらない人がすごいモチベーションで頑張っている姿に感動した」と話す。その後、福岡店ができることを知った大庭さんは工事中から足しげく通い、店舗スタッフとも親しくなったという。

 大庭さんは「何度も足を運んでもらえるような店にしたい。レイアウトも時々変えたりしながら、楽しい店づくりをしていきたい」と意気込みをみせる。

 工事期間中にも、店頭で同店限定の「ダブルカラーコインケース」(2,500円)を販売している。

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