プレスリリース

”一緒に”医療を作る!患者や当事者の経験を医療政策形成過程に活かすためのプラットフォームがリリース

リリース発行企業:株式会社カスタメディア

情報提供:




新規事業のプラットフォームサービス構築を手がける株式会社カスタメディア(本店:大阪府大阪市、代表取締役:宮崎 耕史、以下 当社)は、特定非営利活動法人日本医療政策機構(事務局:東京都千代田区、代表理事:乗竹 亮治、以下 日本医療政策機構)が運営する、患者・当事者の経験を活かして医療政策に参画するための情報・交流プラットフォーム「みんなの患者・当事者参画プラットフォーム(J-PEP)」のサイト構築を行いました。

医療をただ「受ける」だけでなく、その経験を活かして医療を「一緒に作る」ことができる社会を推進し、より患者・当事者のニーズに合った医療・福祉を実現していきます。
■「患者・当事者参画」とは



「患者・市民参画」「患者・当事者参画」とは、病気や障がいを持つ本人や、家族・遺族、その他の支援者が、サービスを受ける立場の経験をいかして、様々な関係者と協働して医療や福祉をつくっていくことです。
歴史的には、障がい者運動の文脈でも、「Nothing about us without us(私たち抜きに私たちのことを決めないで)」と声があがり、社会インフラ構築や政策形成過程に、当事者が参画する機会が生まれてきました。
近年、患者・当事者の経験そのものの価値が重要視されるようになり、医療政策や商品・サービス開発においても患者・市民が参画し、協働をすることの重要性が認識されてきています。

研究者や医療・福祉従事者と、患者や当事者が協働することで、より患者・当事者のニーズも取り入れたよりよい医療を提供できるようになります。
■「みんなの患者・当事者 参画プラットフォーム」とは



みんなの患者・当事者 参画プラットフォーム」とは、患者・当事者の経験を活かして医療政策の形成過程に参画するための情報・交流プラットフォームです。
より健全な市民社会の実現に向けて、参画に役立つ研修や参画機会に関する情報提供を行うこと、さらに、患者・当事者を中心とした関係者の交流ハブとなることで、患者・当事者の参画を支援することを目指しています。

日本医療政策機構は、設立当初から市民主体の医療政策の実現をミッションに活動しています。しかし、患者・当事者が意義ある参画をするためには、依然として多くの課題が残されています。
例えば、代表的な参画方法の1つである審議会などの会議への参加においては、委員を公募しても応募者数が限られているのが現状です。また、地域や疾患によっては人口の少なさや偏見の影響が大きいことや、専門家と同席して発言することに対する不安や緊張を抱えるケースも少なくありません。

このような課題を解決し、患者・当事者参画を効果的に推進するために、本サービスの開発が決まりました。
■「みんなの患者・当事者 参画プラットフォーム」でできること



1.参画機会の情報を知る
行政関係者などから発信される、行政会議の委員やパブリック・コメントに関する公募情報を検索することができます。
これまで各自治体のHP等でのみ公開されていた情報が集約され、カテゴリ検索もできるため、より情報にアクセスしやすくなりました。新着情報が入った際のプッシュ通知も設定でき、参画機会を逃さずキャッチすることができます。
2.患者・当事者と交流する
患者・当事者として本サービスに登録している会員とメッセージのやりとりをすることができます。また、患者・当事者同士の交流イベントに参加することで直接交流することも可能です。
3.参画に必要なスキルを高める
自身の経験だけでなく、専門的な知識を身につけて多角的な参画をしたいと考えている方は、研修の情報を集めることもできます。
また、J-PEPでは「カリキュラムコード」という医療政策へ参画する際に学ぶと役に立つスキル・知識を6つに整理しています。これにより、各研修からどのような内容を学ぶことができるのかを知ることができます。さらに、研修受講歴も管理できるため、学んだ内容を体系的に整理することが可能です。
4.プロフィールを発信する
興味のある分野や参画できる地域、研修受講歴や参画経験などを登録し発信することができます。他の患者・当事者と交流する際に参考にしたり、同じ分野に関心がある方からメッセージを受け取ることができたりと、患者・当事者参画の輪を広げるきっかけになります。
■今後の展望
患者・当事者参画は、医療を受ける側の声と経験を政策形成過程に届け、多様な立場の人とともに医療をつくることで、よりよい医療の実現につながることが期待されます。
患者・当事者を中心とする関係者の交流ハブとなり、患者・当事者の医療政策への参画を促進することを通して、よりよい医療の形成を目指しています。
■今回活用したプロダクト「カスタメディア」について



「カスタメディア」は、新規事業としてシェアリングエコノミー、マッチングサービス、サブスク、SaaSなどのデジタルプラットフォームビジネスを立ち上げる方々に向けた、サイト構築システムの「型」の集合体です。これまで700件以上のサービスを提供して培ったノウハウを凝縮しており、低価格・短納期でのサイト構築が可能です。
多産多死という新規事業の特性を踏まえ、低コストで迅速に無駄のない施策を多数試行し、反応に応じて小刻みにビジネスをピボットをさせて改善していくことで、他にはない革新的なアプローチで新規事業立ち上げ支援を行っています。
■会社概要
会社名 :株式会社カスタメディア
所在地 :大阪府大阪市北区西天満2-5-2 H2O TOWER 7階
代表者 :代表取締役 宮崎 耕史
事業内容:デジタルプラットフォームの開発とコンサルティング事業
HP   :https://service.customedia.co.jp/

▼ミッション



業界を問わず、新規事業には「千三つ」と言われるほど「多産多死」という特性があります。
私たちは、このような環境下でも、企業の規模を問わず挑戦を繰り返すことができる仕組みが整った世界を目指しています。
私たちが提供するノウハウが詰まった「型」を活用し、迅速かつ低コストでシステムを構築することで、新規事業の失敗リスクを低減します。
「Japan as No.1」と称された”失われた30年”の前の時代のように、日本企業が国内外でイノベーションを起こし、世界市場で存在感を取り戻すことができるよう、失敗を恐れず果敢に新規事業へ挑戦する皆様を支援するのが私たちのミッションです。

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