大阪市と大阪芸術大学は、4月28日より、大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室(大阪市中央区南船場3、TEL 06-6615-0654)で「[5つ星デザイナーの饗宴]国際招待ポスター展」を開催している。
同展は、大阪芸術大学が創立60周年を記念してアートとデザインのさらなる活性化を目的に、昨年12月に同大学で開催した「[5つ星デザイナーの饗宴]国際招待ポスタービエンナーレ2006」を展覧するもの。ラルフ・シュライボーゲル(スイス)、フィリップ・アペローグ(フランス)、永井一正(日本)など、13カ国20人のデザイナーの最近の作品約80点を展示している。
大阪市が建設計画を進めている「大阪市立近代美術館」では、グラフィックデザイン作品も「生活の中の芸術」として収集、展示の主な対象としている。グラフィックデザインの世界は1990年代以降、コンピューターによる画像処理技術や描画技術の発展により、その表現手法を豹変させてきた。同展はグラフィックデザインの現状を一望する格好の機会であり、今日の視覚世界の到達点を確認できる展覧会となっている。
開催期間中の6月3日、同16日のいずれも14時より、同大学教職員と同美術館学芸員が展覧会を案内する「ミュージアムトーク」を予定。入場料は、一般=500円、高大生=300円。開催時間は11時~19時。水曜休館。6月24日まで。