なんばパークスシネマ(大阪市浪速区難波中2)で4月11日、映画「ソラニン」の舞台あいさつが行われ、女優の宮崎あおいさんらが登場した。
4月3日に公開された「ソラニン」は、浅野いにおさんの同名の漫画が原作の青春恋愛映画。OL生活2年目で仕事に嫌気がさし、自由を求めて会社を辞めた井上芽衣子(宮崎あおいさん)と、音楽の夢をあきらめきれず、フリーターをしながらバンド活動を続ける種田成男(高良健吾さん)の恋愛ストーリー。
映画上映後に行われた舞台あいさつには、主演の宮崎あおいさん、高良健吾さんのほか、桐谷健太さん、近藤洋一さん(サンボマスター)、三木孝浩監督が登場した。冒頭のあいさつで宮崎さんは、大阪について、「大好きな街で、来るとあったかくてハッピーな気持ちになれる」と話したほか、映画について、「おじいちゃんも映画を見てくれて、『あおいは一歩前進したね』とメールをもらってうれしかった。劇中で初めて本格的に歌を歌い、それもほめてくれた」とエピソードを披露した。
その後、足の裏をなでると願いがかなう「通天閣の神様」として知られる「ビリケン像」が登場し、5人はそれぞれ願いごとをした。桐谷さんが「熊本県など、ソラニンを公開していない県もあるので、ぜひヒットして公開してほしい」と話すと、三木監督は「映画が大ヒットして、次回作のオファーが来るように」と笑いを誘った。宮崎さんは「劇中で弾いた曲『ソラニン』をしばらく弾いていないので、またうまく弾けるようになりたい」と願った。