北堀江のカフェレストラン「シャルボン」（大阪市西区北堀江1、TEL 06-4391-7215）で2月6日から発売しているロールケーキ「亀田ロール」が、3カ月で約2万本と好調な売り上げを記録している。

メロンパンとロールケーキを合体させた「亀田ロール」

　同ケーキは、「甘いもの、特にメロンパンが好き」というプロボクサーの亀田興毅選手がプロデュースした「メロンパンとロールケーキを合体させた」もの。メープルシロップを利かせた生クリームをフワフワの生地で包み、メロンパン独特のサクサクとした食感が特徴の「ビスキュイ生地」でコーティングした3層構造。「形の崩れやすいビスキュイ生地をロールケーキにする」という難題に挑戦した店長の綱場豊さんは「10回以上試作品を作り直し、ようやく完成した自信作。亀田さんの鋭い感性のおかげで、飲食業界の常識ではなかなか思いつかないことに挑戦させてもらった」と振り返る。

　同ケーキは直径6.5センチ×長さ17.5センチで、1本1,380円（黒のオリジナルエコバッグ付き）。同店店頭のほかネットでも販売しており、販売数の7割はネットでの扱い。「遠方に住む亀田選手のファンの方はもちろん、メロンパン、ロールケーキ好きという方からも好評をいただいている」と綱場さん。リピート購入客も多いという。

　「試合前の計量が終わるとすぐ食べる」ほど同ケーキの大ファンで、毎週のように自宅に送って食べているという亀田選手。綱場さんは「打倒『堂島ロール』、大阪の定番スイーツになれば」と意欲をみせる。

　営業時間は11時30分～24時。