難波駅周辺で打ち水-「なんばエコプロジェクト2010」の一環で

高島屋前で打ち水を行う参加者

高島屋前で打ち水を行う参加者

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 南海難波駅周辺で8月6日、周辺の企業や商店街が参加し、打ち水が行われた。

大学教授による「打ち水が路面を冷やす仕組み」の解説も

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 同イベントは、「なんばから広げよう!環境のためにできること。」をキャッチフレーズに、南海電鉄、南海都市創造、戎橋筋商店街振興組合、クボタ、スイスホテル南海大阪、高島屋大阪店、なんさん通り商店会、なんば南海通商店会、なんばマルイ、ヤマダ電機が共同で実施する「なんばエコプロジェクト2010」のスタートアップとして実施されたもの。

 南海難波駅北側広場で行われた出発式では、大阪市立大学准教授の西岡真稔さんが「打ち水が路面を冷やす仕組み」についてパネルを使い解説。太陽光が当たった地面が熱を吸収し、周辺の空気が熱くなること、地面に薄く広く水をまくことが効率的に冷やすこつであることなどを説明した。8月2日に実施した事前実験では、路面温度がマイナス8.2度、地上30センチの気温がマイナス1度、同1メートルがマイナス1.3度と、打ち水の効果が見られたという。

 出発式の後、参加者らはなんばマルイ前、南海会館ビル前、なんばパークス前、ヤマダ電機前で打ち水を行った。

 同プロジェクトでは、8日までの3日間にわたり、間伐材を利用した「夏休み子工作教室」や、エコ活動に関するパネル展、マイカップ持参によるドリンクの割り引きなど、環境に関する各種の取り組みを行う。

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