スターフライヤー(福岡県北九州市)は10月6日・7日・8日の3日間、関西国際空港-羽田空港便の就航を記念したイベントをなんばパークス(大阪市浪速区難波中2)で開催した。
黒い機体が特徴のスターフライヤーは、北九州と東京を結ぶエアラインとして2006年に誕生。デザイナーの松井龍哉さんが手がけた「21世紀のモダン」をテーマとした機体には、全席黒の本皮貼りのシートを採用、各座席には液晶モニターやOA機器のための電源を設置した。通常170席クラスの座席を144席に減らし、座席間隔を12~15センチ前後広く確保することで、ゆったりした座り心地とシックな雰囲気を演出したという。9月14日には2番目の路線となる関空-羽田便が就航、同イベントはこれを記念して行われた。
「大阪の玄関口」難波と関空を結ぶ南海電鉄の空港特急「ラピート」の始発駅「南海なんば駅」に隣接する「なんばパークス」では、期間中スターフライヤーの「黒」が一角を覆った。特徴である黒いレザーシートを常設し、シートの座り心地や座席間隔を体感できるブースのほか、機体の20分の1サイズのモデル飛行機を展示。また、キャビンアテンダントに扮したコンパニオンによるプレゼントの配布などでPRを行った。
訪れた買い物客は、足を止めてモデル飛行機を眺めたり、実際にシートに座ってみるなど、「黒い飛行機」を楽しんでいる様子だった。