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北堀江で「カラー影絵」展-トレーシングペーパー使い微妙な陰影表現

大阪を中心に活動するカラー影絵アーティスト・河野里美さん

大阪を中心に活動するカラー影絵アーティスト・河野里美さん

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 大阪・北堀江のアートショップ・ギャラリー「アートハウス(ART HOUSE)」(大阪市西区北堀江1、TEL 06-4390-5151)で現在、カラー影絵展「Christmas Time」が行われている。

切り絵作家・満田亨さんの個展も開催している

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 同展は、カラー影絵アーティスト・河野里美さんの個展。河野さんは大阪芸術大学映像学科を卒業後、一般企業に勤めていたが、影絵作家・藤城清治さんの影絵を見て感銘を受け、2005年から独学でカラー影絵の制作を始めた。これまで約50作品を制作し、現在はアーティスト活動に専念、大阪と東京で個展を開くなど活動を続けている。今回はクリスマスをテーマにした新作を中心に数点を展示する。

 カラー影絵は、黒い紙をベースに、切り抜いた個所にトレーシングペーパーや照明用フィルターで色を施し、背面に蛍光灯などの白い光を設置したもの。トレーシングペーパーを重ねることで微妙な陰影を表現する。「木が好きで、自然をテーマに作品を制作している。1つの作品の制作期間は2週間~1カ月ほど」と河野さん。

 同店では、河野さんの作品を印刷したポストカードサイズのフィルム(3枚)が入った「卓上ライトフレーム」(1万5,000円、1万9,000円)や、ポストカード(157円)、ポスター(1,000円)も販売する。同店2階のギャラリースペースでは、切り絵作家・満田亨さんの個展「光と影」も同時開催。ランプに照らされた黒い紙に浮かぶ蝶などの繊細な切り絵作品を見ることができる。

 4日・5日には、河野さんが講師となり、クリスマスカードを影絵で作る講習会「光と色彩のファンタジー カラー影絵教室」を開く。両日とも13時~15時30分。事前に同ギャラリーに電話申し込みが必要で、参加費は3,500円。

 営業時間は12時~19時30分。今月7日まで。

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