大阪・ミナミの黒門市場商店街(大阪市中央区日本橋2)で3月26日、商店街の101店舗が参加し、各店舗が自慢の一品を100円で販売する「黒門市場100円商店街」が行われる。
同商店街では、2010年7月に「100円商店」を初めて行い、今回で5回目の取り組みとなる。「まぐろ切り落とし」「ふぐヒレ」「メロン」「スモークサーモン」「キャベツ1玉」「スカーフ」などが各100円で販売される。同商店街で天ぷら店を営み、ツイッターを用いて商店街の情報を積極的に発信する、日進堂の赤松功一さんは「回を重ねるごとに来街いただけるお客さまの数は増えているように思う。人気商品は昼過ぎには売り切れる可能性がある」と話す。
今回は震災復興チャリティー企画として、商店街内の複数店舗で販売する「黒門ぽんず」の売り上げの10%を、東日本大震災の義援金として寄付するほか、商店街の各所に募金箱も設置する。
「大阪の台所」と形容される同商店街は、鮮魚や食料品を中心とする150店舗が立地する商店街。平日でも1日あたり1万8,000人、年末になると1日15万人もが買い出しに訪れる。
開催時間は10時~。行列が長くなった場合には、9時ごろから販売開始する店も多いという。