大丸心斎橋店(大阪市中央区心斎橋筋1)北館6階に4月19日、「無印良品 大丸心斎橋」(TEL 06-4704-3007)がオープンした。
700平方メートルの売り場で、レディス、メンズ、キッズの衣料、洋品、雑貨、家具、電化製品、化粧品、文具、食品を取り扱い、「自転車と眼鏡以外はほぼ全てそろう」(筒崎綾子店長)。床に古材を使うなど新デザインの意匠を採用したほか、陳列棚のエンド部分に「プロモーションテーブル」というコーナーを設け、シーズンに合わせた商品提案を行う。
売り場面積の約5分の1を占めるのは、フェースケアやアロマグッズなどを集める「MUJI BEAUTY」コーナー。照明を明るく、什器を浮かせるなど他のコーナーとは内装を変える。「MUJI BEAUTY」の名称で独立展開するのは、「MUJI BEAUTY 福岡パルコ」(福岡市中央区)に次ぐ2カ所目。
筒崎店長は「来店客の7割は女性。大阪だけでなく関西一円の方に愛される店にしていきたい」と話す。営業時間は10時~20時30分。
大丸心斎橋店では、本館・南館・北館の役割を明確化するため、売り場の再構成を進めている。2月には北館3階のハンドバッグ売り場を本館3階に移設、3月には北館3階にアラサー向けブランドをそろえた。
5月25日には北館6階の「無印良品」向かいに、売り場面積970平方メートルの「Francfranc(フランフラン)」がオープンする。同店は、昨年12月にオープンした「Francfranc上海新天地店」などでデザインを担当したインテリアデザイナーの森田恭通さんがデザインを監修する。
大丸心斎橋店PR広報担当の高橋まりさんは「北館は、ヤング(10代後半~20代前半)やアラサーにufufu girls(うふふガールズ)が人気だが、2階までしか上がっていただけないことが多かった。中層階に雑貨店が入ることで、若い方や本館のお客さまなどが買い回りをしてくれれば」と期待を寄せる。