12月13日に開業が迫った複合レジャー施設「namBa HIPS(ナンバヒップス)」(大阪市中央区難波1、TEL 06-6213-4500)は11日、内覧会を開催し報道陣らに館内を公開した。
フリーフォール「ヤバフォ」を備えた同施設は、平川商事(大阪府八尾市)が手がけるアミューズメント施設。内覧会では、最大の目玉である「ヤバフォ」が初稼働したほか、オープンを予定する各店舗が店内を公開した。「ヤバフォ」のエントランス付近は試乗を待つ人で混雑し、いち早く話題のスポットを体験した関係者らは興奮気味の様子だった。
上層階は飲食フロアとなっており、10階に位置する「牛庵 清風亭」では、ゆったりとした和風の個室で黒毛和牛を焼肉としゃぶしゃぶで楽しめる。「最上階で夜景を見ながら食事ができ、カップルにも最適」(同店スタッフ)という。9階にはメキシコ料理を提供する「エルトリート」、8階には奈良県で有名な豆腐・創作日本料理店「豆仙坊」と、牛ホルモン串焼きや串かつを提供する「自己解放酒場 串まる」がオープンする。
7階には、ラグジュアリースパ「チャクラ・スパ by スンダリ」が日本初上陸し、スパ施設や岩盤浴、オリジナルトリートメントなどのサービスを提供する。「近年の男性のスパ需要の高まりを背景に、約30%は男性客であると予想」(同店担当者)しており、男性用のスパ施設やトリートメントルームも充実させた。「ラウンジでは本格的な食事まで提供できるので、新しい形の『接待』にも使っていただけるのでは」(同)。6階の、ゴルフとボディースタジオを併設した「ゴルディア」では、ゴルフレッスンやフィットネスのほか、室内ながら「コース」を体験できるシミュレーターも備えた。
ゲームフロアとなる低層階は、クレーンゲームを中心としたファミリー向けのフロアからパチンコ専門フロアまでのエンターテインメント空間となる。平川商事では、「若者~ファミリー層をターゲットにエリアへの新規来街者を創出、周辺の既存施設とのシナジー効果を生み出しながら、難波地区と大阪のさらなる発展に寄与できるよう取り組んでいく」という。
オープンは13日。
ナンバヒップス平川商事難波の新ランドマーク「ナンバヒップス」-12月13日開業へ(なんば経済新聞)「ナンバヒップス」開業-壁面に日本初「フリーフォール」(なんば経済新聞)