大阪・心斎橋駅で5月20日、大阪市営地下鉄「御堂筋線」の開業80周年を記念して、記念セレモニーが開催された。
1933(昭和8)年5月に大阪初の公営地下鉄として梅田駅~心斎橋駅間を開業。以来、大阪のメーンストリートである御堂筋の地下を走る交通の大動脈となっている。15時の開業時間に合わせてセレモニーを開催。バイオリニストの齋藤アンジュ玉藻さんによる演奏会や、心斎橋駅長の山崎昌広さん・ホテル日航大阪(大阪市中央区西心斎橋1)のジャン・W・マーシャル社長によるスピーチやケーキカットが行われた。「御堂筋線が80周年を迎えられたのはお客さまあってのこと。今後もより良いサービスを提供し続けていきたい」と心斎橋駅長の山崎昌広さん。
同ホテルは、地下心斎橋駅と直結しており、同線と関係が深いことから、これまでに「地下鉄ケーキ」の販売や、「てつおとてつこの宿泊プラン」など、同線とのタイアップ企画を展開している。5月7日~31日、大阪市交通局に務める職員の田淵精一さんが所有する大阪を巡る精巧な市電ジオラマを、同ホテル2階ロビーで展示している。
マーシャル社長は「日航ホテルが昨年30周年を迎えられたのも御堂筋線があってのこと。今後も協力して地下鉄・心斎橋を盛り上げて行きたい」と意気込む。