大阪・道頓堀のシンボル「グリコ看板」が8月25日、ゴールインする綾瀬はるかさんがプリントされた特別工事幕で覆われた。
1935(昭和10)年に初代グリコ看板が登場。戦時中に鉄材供出のため撤去されたほか、隣接するビル改装などの理由からリニューアルされている。今回のリニューアルは、5代目看板の設置から16年が経過し、老朽化が進んだため行われるもの。2014年 8月17日から改修工事を初め、秋ごろに完成の予定。
江崎グリコの広報部吉本宏さんは「観光客が多い場所なので、工事中でももっと楽しんでほしいと思い企画した」と話す。
グリコ看板周辺にいた観光客は、ガイドブックなどで見る定番の看板と違うことに驚いた様子だった。名古屋から来た家族連れは「残念だけど、今しか見られないものが見られてよかった」、東京から来た60代女性は「またどんな感じになるか見に来たい」と話す。