吉本新喜劇、道頓堀を作った「成安道頓」テーマに公演へ

主役のすっちーさん(中央)ら

主役のすっちーさん(中央)ら

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 なんばグランド花月(大阪市中央区難波千日前)で10月2日から、道頓堀を開削した成安道頓をテーマにした吉本新喜劇特別公演「大坂の陣新喜劇 ~『成安道頓』夢を掘った男~」が開催される。

主役の「成安道頓」を演じるすっちーさん

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 公演を前に8月10日、主演のすっちーさんらが記者会見を行った。同劇場では2014年10月、「大坂冬の陣」から400年を迎えた記念に特別公演「大坂の陣新喜劇 ~『君臣豊楽』淀殿の見た夢~」、今年4月には「大坂夏の陣」から400年を記念し「大坂の陣新喜劇 ~『戦国降幕』笑う忍~」を開催した。今回は道頓堀開削400年を記念し、大坂の陣3部作の完結編として公演を開く。

 吉本新喜劇座長のすっちーさんが、道頓堀を開削した主役の「成安道頓」を演じるほか、清水けんじさんが成安道頓の親戚の「安井道卜(どうぼく)」を演じる。真田幸村役に吉田裕さん、豊臣秀吉役に島田一の介さん、徳川家康役に烏川耕一さんが登場する。

 記者会見ですっちーさんは「最初に役名を聞いたとき、『道頓って誰でっか?マートンやったら知ってるけど(笑)』と言った」と、今回初めて成安道頓を知ったことを明かした。「ほとんどの大阪の人は知らないと思うので、これを機に知ってほしい。当時は町人パワーがあふれる時代だったようだ」とも。

 開催時間は平日=19時~、土曜・日曜=19時30分~。料金は1階席=4,000円、2階席=3,500円。未就学児は入場不可。10月11日まで。

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