オリジナルキャラで路上パフォーマンス-現代アート作家が難波で

「MUNI」をかぶり街中でパフォーマンスを行う東清さん。

「MUNI」をかぶり街中でパフォーマンスを行う東清さん。

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 オリジナルキャラクター「MUNI」による表現活動を行う現代アート作家・東清亜紀さんが8月9日、大阪・ミナミを舞台にパフォーマンスを行った。

戎橋でグリコ看板に合わせてポーズを取る

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 東清さんは、人間をモチーフとしたオリジナルキャラクター「MUNI」により、「人種や生まれが異なっても、人間の本質はみな同じ『人』」だと表現を続けるアート作家。神戸や大阪での個展を開くほか、商店街や海岸などを新聞紙で作った「MUNI」をかぶってパフォーマンスしたり、写真家の後東靜さんとともに撮影会を行ったりするなどの活動を続ける。後東さんとは神戸でのパフォーマンス時に偶然出会い、以来「同士」として撮影会を重ねている。

 今回東清さんは、道頓堀、心斎橋筋商店街、法善寺横町、なんばパークスなど、日差しの照りつけるミナミの街をMUNIに「なりきって」練り歩き、街中で写真撮影を行った。突然の「MUNI」の出現に驚いた様子の人もいたが、「街の方々と握手したり、興味を持ってくれた方と皆で写真を撮ったり、外国人観光客などがカメラを持って駆け寄ってくれるなど、たくさんの方と触れ合うことができ楽しかった。みなさんの笑顔に幸せをもらえた」と東清さん。今後、撮りためた写真で写真展も企画している。

 現在東清さんは、「新聞女」として知られる西沢みゆきさんがプロデュースする立飲みギャラリー「新聞女」(大阪市浪速区元町1)で個展「MUNI 種/族」を開催中。前回の北堀江での個展とは雰囲気を変え、会場にはMUNIがひしめいているという。個展は8月23日まで。

 東清さんは、「MUNIちゃんは、ただそこにいる『普通の人間』を表現しているので、自然になんばの人々にとけ込めてうれしい。少しずつ大阪の人々にも広めていきたい」と意気込みをみせる。

戎橋でグリコ看板に合わせてポーズを取る(関連画像)とんぼりリバーウォークでの様子(関連画像)北堀江で現代アート作家が個展-「MUNI」で人間の本質を表現(なんば経済新聞)東清さんのホームページ後東さんのホームページ

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