「夏の茶フタヌーンティーセット～季節を彩る和のティータイム～」の提供が7月1日、なんばCITY（大阪市中央区難波5）南館1階「茶想もりた園 なんば店」で始まった。運営はアイビス（浪速区）。

選べる甘味「抹茶オペラ」

　「茶想もりた園」は茶師・森田治秀さんが監修し、抹茶やほうじ茶を使ったスイーツと和食を提供する和カフェ。昨年9月、抹茶スイーツや軽食が楽しめる「アフタヌーンティー」を、「茶フタヌーンティー」と題して提供を始めた。今回は、普段提供する「茶フタヌーンティー」に加え、夏季限定バージョンを用意する。同社マーケティング部の今岡恵さんによると、今春開催時には20～40代女性が中心に来店したという。

　スイーツは7種類を用意。内容は、マンゴーチョコレートのガナッシュにマンゴーの果肉をのせたタルト、レモンバタークリームをレモン味の生地で挟んだマカロン、抹茶ソースをかけた冷やし抹茶団子、ハート型の容器に入った蜜ときな粉をかける水わらび餅など。「抹茶オペラ」「和紅茶のシフォン」など4種類のケーキの中から1種類を選択する「選べる甘味」も用意する。

　軽食は、そば粉に抹茶を練り込んだ茶そば、スプーンに一口サイズの白ご飯とイクラをのせた手まりご飯、塩おかきや塩昆布など5種類。ドリンクは、茶わんにお茶をたてて提供する「お抹茶」、抹茶が入った煎茶、渋みが少ない和紅茶などお茶6種類をお代わり自由で提供する。

　今岡さんは「メニュー表や膳の敷き紙は、金魚をデザインしたり青色を基調にしたりと夏仕様になっている。今後も季節ごとの企画を予定しているので何度も足を運んでもらえれば」と話す。

　営業時間は11時～21時（同メニュー注文は19時までに要入店）。2時間制。2人1組の予約制。料金は3,000円。8月31日まで。