柴犬「まめ」を主人公にしたポラロイド写真詩集「ぼくらは簡単なことばで出来ている」(PARCO出版)の出版を記念したサイン会が10月26日、ジュンク堂書店難波店(大阪市中央区難波千日前12、TEL 06-6635-5330)で開かれる。
「まめ」は昨年12月17日生まれのメスで、同書の著者の一人であるコピーライターの村上美香さんの愛犬。村上さんとともに千日前で暮らしており、最近のお気に入りの散歩コースは湊町リバープレイス。3階の「リバーカフェ」のテラススペースでドッグミルクを飲むのが大好きだという。また道頓堀界隈も散歩コースの一つで、「とんぼりリバーウォーク」など人の多い場所では「酔っぱらいのおっちゃんからも声をかけてもらえる」(村上さん)という。
10月10日に発売した同書は、そんな「まめ」の日常や旅先での姿を、写真家の西真智子さんがポラロイドカメラで撮影し、村上さんが詩を付け加えたもの。村上さんは同書について「単に『かわいい』というだけでなく、『小さな命』を具象化したものとして、柴犬『まめ』を取り上げた」といきさつを語る。詩については、「もう会えなくなった人や、離れた人に向けて、言いたかった言葉を素朴なメッセージとして書いた」という。
サイン会には「まめ」のほか、村上さん、西さん、アートディレクションを担当したグラフィックデザイナーの東學(あずまがく)さんが登場。村上さんと西さんがサインをするほか、「まめ」の肉球をデザインしたスタンプを東さんが同書に押すという。
サイン会は15時~、正面入り口広場で。参加するには、同店で同書を購入し整理券を入手する必要がある。