高島屋大阪店(大阪市中央区難波5)7階催会場で1月14日、宮崎県の食品や工芸品を集めた「日向自慢 みやざきフェア」が始まった。初日には東国原英夫・宮崎県知事が駆け付け、来場客一人ひとりに宮崎県の特産品・スイートピーを手渡して出迎えた。
同フェアには、宮崎県内の食品25社、酒類9社、工芸品13社の計47社が出店。宮崎牛100%メンチカツ(301円)、みやざき地頭鶏(じどっこ)もも炭火焼き(100グラム=1,260円)、完熟マンゴーを使った洋風チーズ大福「そのマンゴ」(6個入り=2,016円、各日200セット限定)、焼酎など食品のほか、綾ケヤキを使った家具など工芸品を展示販売する。なかでも宮崎牛ステーキ弁当(1,890円、各日200折限定)の人気は高く、開店直後には長い列ができるほど。
開店前に行われた出店者朝礼には東国原知事も参加、「経済状況は低迷しているが、不景気を吹き飛ばすように頑張ってほしい。宮崎から元気を届けたい」とあいさつ。出店者らと「来っくいやんせ~!(お越しください)」の掛け声で一致団結した。
開店と同時に会場には大勢の客が詰めかけ、東国原知事は全国1位の出荷量を誇る宮崎県のスイートピーを一人ひとりに手渡して笑顔で出迎えた。来場者らは感激した様子で握手を求めるなど、盛り上がりを見せた。
同フェアについて、東国原知事は「知事就任して3年目の今年は起承転結の『転』。みやざきフェアも一皮むけたフェアになるものと期待している。宮崎県の農産品としていいものを作り、大市場に安定提供するのが肝要。今後も皆さんの舌に、そして記憶に残る商品を作り続けることが大切」と話した。
開催時間は10時~20時(最終日のみ18時まで)。今月20日まで。