マルシェ、心斎橋OPAに日本料理店「樂待庵」-個室感強調

店内の様子。わびさびの世界を表現した落ち着いた雰囲気

店内の様子。わびさびの世界を表現した落ち着いた雰囲気

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 居酒屋「酔虎伝」、炭火焼き「八剣伝」などを全国に展開するマルシェ(大阪市阿倍野区)は1月7日、日本料理店「樂待庵(らくたいあん)心斎橋店」(大阪市中央区西心斎橋1、TEL 06-4704-5188)を心斎橋OPA10階にオープンした。

ランチメニューの例

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 同店は、大阪・天満橋の店舗に次ぐ2号店。「秀吉の明るさと、利休の心配りを融合させ、めでたい晴れの日や、やすらぎのひと時を縁起の良い場所として過ごしていただく」(同店)をコンセプトに、「日本一縁起の良い店」(同)を目指すという。

 建築家・安原三郎さんによる店舗は天満橋店と同様、竹や庵治石を用い「わびさび」の世界を表現した。落ち着いた93坪の店内に、カウンター、テーブル、座敷など75席を設ける。天満橋店に比べ個室感を強調、厚さ約10センチのパーティションで部屋を区切るなどでプライベート感を演出した。各部屋には春夏秋冬をイメージした名称を付けた。

 料理は、できる限り国産の食材を仕入れ、鮮魚などは産地にこだわらず、「その時に最も値打ちのあるもの」(同)を提供する。昼は「花かご弁当」(2,940円)、「行燈弁当」(4,410円)、「ミニ懐石」(4,210円)、「昼懐石 御堂」(5,250円)、夜は懐石「慶(よろこび)」(6,825円)、「雅(みやび)」(10,500円)、「聚楽(じゅらく)」(15,750円)など。内容は月替わりで、アレルギーや好みに合わせて食材の変更が可能。アルコールはワイン30種類をはじめ、焼酎、日本酒、ビールなどを用意する。客単価は、昼=4,000円、夜=10,000円。

 同店が入居する心斎橋OPAは地下鉄心斎橋駅に直結し、周辺には百貨店やホテル、高級ブティックなどが集積する。同店支配人の平巳尚生さんは、「ターゲットは、昼はミドル~シニア層の女性グループ、夜は接待やシニア層の夫婦やグループ。周辺の百貨店やホテルを利用する方にもご来店いただきたい」と話す。

 営業時間は、昼=11時~15時30分、夜=17時30分~23時。

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