難波に7月1日、やしきたかじんさんがプロデュースした「心斎橋ラーメン」(大阪市中央区難波1、TEL 06-6214-6202)がオープンした。
同店は以前、ラーメン店「味の時計台 難波戎橋通り店」として営業していたが、経営する時計台観光(札幌市中央区)の志釜利行社長が、親交の深い歌手でタレントのやしきたかじんさんに「こだわりのラーメンを出してほしい」と依頼し実現、店舗を改装してオープンにこぎ着けた。
ラーメンは、「味噌ラーメン」(690円)、「醤油ラーメン」(630円)、「塩ラーメン」(630円)、「中華ソバ」(630円)の4種類で、ほかにマイルドな味に仕上げた同店特製ギョーザなどサイドメニューも。麺には特にこだわり、自社工場で製造したもちもちしたちぢれ麺を採用、スープとの絡まり具合を重視し食べ応えのある麺に仕上げた。スープは、大阪人が好む味をたかじんさんが考え、幅広い年齢層に受け入れられる、あっさりしながらも味のしっかりしたスープにした。
オープン初日は、ほとんど告知しなかったにもかかわらず約600人が来店、人通りの多い場所柄、口コミなどで徐々に来店客が増えてきているという。22時ごろがピークで、酒の後にラーメンを食べて帰るビジネスマンが多い。店内は白を基調とし、清潔感を前面に出す。「若い女性が1人でも入りやすい雰囲気にした」(同店担当者)ことで女性客の来店も多いという。ラーメンを完食して、どんぶりの底に「当たり」のマークがあれば、どんぶりをプレゼントしたり、女性客にデザートをサービスする企画も。8月1日からは、季節メニューとして「激カレーラーメン」を期間限定で提供する予定。
今後はFCによる全国展開を視野に入れており、今月初旬には札幌市内の「味の時計台 駅前通り店」隣に「心斎橋ラーメン」2号店がオープンした。担当者は「やしきたかじんさんがラーメンだけでなく、看板やのれんなどすべてをプロデュースした。ラーメンはもちろん、店の雰囲気なども味わってもらえれば」と話す。
営業時間は11時~翌2時。