大阪ミナミの戎橋筋商店街で8月1日、「第35回えびすばし夏祭り」が開催された。メーンイベントとして行われた「第4回エビス一番音楽祭」には内田裕也さんらが登場し、会場は盛り上がった。

　「えびすばし夏祭り」は、毎年夏に行われる恒例のイベント。なんばマルイ横から戎橋までの南北約400メートルの商店街では「エビス縁日ストリート」と銘打ち参加各店が店頭イベントや屋台を出店したほか、戎橋近くの「エビス・エンタメ広場」には吉本新喜劇のグッズ販売や、大阪の水「ほんまや」PRブース、BJリーグ「大阪エヴェッサ」のグッズ販売コーナーも展開。

　メーン会場となったなんばマルイ近くの旧精華小学校グラウンドでは昨年に引き続き「エビス一番音楽祭」が開催され、野外特設ステージに内田裕也さん、ムッシュかまやつさん、桑名正博さんらが出演した。

　17時からスタートした同音楽祭には、開始直後から1,000人を超える観客が詰めかけ、テーブル席では家族連れらがビールやチューハイを片手に音楽を楽しんだ。アコースティックデュオのnao-shin、上田正樹さんのバックバンドだったローローズなどが歌い始めると次第に会場は満員になり、会場に入れなかった人が柵の外から立ち見をするほど。

　トリを務める内田裕也さんが浴衣姿で登場すると、会場からは大きな拍手と掛け声が飛んだ。後半スーツに着替え、トルーマンカーポティロックンロールバンドを従えた内田さんが「アーユーレディ？いくぜー！」と叫んでロックを歌い始めると、会場の盛り上がりは最高潮に達した。